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2011年11月9日(水)
クリスマスリースについて・山口
クリスマスデコレーションの起源、今回はリースについてご紹介します♪
クリスマスリースは永遠を意味する「環」です。
その由来には色々ありますが、
葉に殺菌・抗菌作用のある常緑樹を玄関に飾って魔よけにしたというものと、
豊作を願って玄関を飾ったというものが有力とされています。
日本でいうお正月の門松やしめ縄と同じ意味合いですね。
実際にリースに使用されるものには
モミの木やキリストの受難を表すヒイラギなどの魔よけや宗教的意味合いの強いものと、
麦の穂、ブドウの蔓、松笠、リンゴなどの作物に関係するものがあります。
中でもリンゴは寒い冬に保存が利き、栄養のある非常に
ありがたい作物で、常緑樹に吊るして神へのお供え物として使われていたとか。
また最近ではいろいろなカラーのリースを見かけるようになりましたが、
元々はキリストの血を表す赤、生命力を表す緑、純潔を表す白のクリスマスカラーに
金や銀などを加えて作られることが多かったそうです。
家の玄関や街で飾られているリースも
そんな起源を知ったうえで眺めてみるとおもしろいですね☆
Naoko Yamaguchi