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2015年10月31日(土) バラ・古家
 今月後半のテーマ花材はバラでした

ブログのアップが遅くなってしまい、ごめんなさい!
今回、バラの仕入れでは予定していたバラが入らなかったり
本数が足りなかったりすることが多く、
市場のかたと何度かやり取りをして代わりのバラを仕入れたり、
ほかの花材の本数を調整したりで、
レッスン日によって使用するバラの品種が微妙に変わりました。

それだけ今では珍しい品種を揃えようとしていたんだと思います。
茶系を中心にした色味のバラにこだわったのですが、
今、茶系は流行りでないのか、あまりお花屋さんでもみかけないですもんね。
レッスン日によって揃ったバラが少し変わり、
それによって仕上がりの色も少し変わりましたが
それぞれにきれいな色合わせでステキなブーケに仕上がったと思います。
なかには1本だけ入っていたバラもあったと思いますが、
それも大切な効かせ色として欠かせないものでした。

あと、これはいつも考えていることなのですが
今回も花保ちのよいものとそうでないものをバランスよく入れるようにしました。
なので、部屋に飾りながらその辺も観察してもらいたいなと思います。

一つ一つの品種についてはまた後日、アップしますのでしばらくお待ちください。


科 名 バラ科バラ属
学 名 Rosa
英 名 Rose
和 名 薔薇(ばら、そうび、しょうび)
原産地 チベット周辺、中国雲南省からミャンマーにかけて
花 期 5~6月、10~11月
出回期 周年
水揚げ 水切り、湯上げ、燃焼法

<POINT>
・葉を間引くと花が長保ちします。
・花ビンに飾るときは深水にします。
・バラは水をよく吸うので、細菌を吸い上げてしまわないように水替えをこまめにしましょう。
・水に浸らない部分のトゲを取り除くと、水が蒸発して花保ちがよくないといわれています。
・エネルギー補給として水に糖分(砂糖など)を加えてあげると長保ちします。
 ただし糖分だけを加えると細菌が繁殖しやすくなるので、
 塩素系の漂白剤なども一緒に入れてあげると効果的です。
 レッスンでお渡ししている栄養剤は糖分と殺菌剤の両方が含まれています。
・風通しのよい、直射日光の当たらないできるだけ涼しいところに飾りましょう。
・湿度をRH50%~にすると花保ちがよくなります。


バラの歴史や香りについては過去の記事で詳しく書いています。

 ・バラの歴史と分類
http://www.flourishj.com/blog/entry-b1367.html

 ・バラの香り
http://www.flourishj.com/blog/entry-b1371.html


毎年、春と秋に開催しているバラのレッスン。
今回は茶系のバラを揃え、ラッピングにもこだわりました。
沢山の種類があるバラ、これからもいろんなバラをご紹介していきたいと思います。

yoshimi furuya


     暮らしの花をセンスアップ*flourish