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2017年2月2日(木) 節分と立春
節分と立春について、昨日のつづきです。

節分はもともと季節を分ける日のことで、
立春、立夏、立秋、立冬の
それぞれ前日の4日を指す言葉でした。

そのなかでも立春は春の初日、
つまり新しい年がはじまる
大切な節目とされていたため、
その前日だけを節分とよぶようになりました。

というわけで、
旧暦では節分が大晦日、立春が元旦だったんですね。

大晦日にあたる節分には
年迎えのための祓い清めの行事が行われ、
豆まきもそのための大切な行事でした。

豆には霊力があると考えられ、
豆をまくことで邪気を払い、
福を呼び込むと考えられています。


年賀状に「迎春」「初春」と書くのは
立春が新年だったときの名残。


ちなみに一年で一番寒くなるのは
冬至の約1か月後の、
大寒(1月20日)~立春(2月4日)と
いわれています。


yoshimi furuya


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