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2007年12月9日(日) 色について・古家
南仏・民宿の部屋と窓からみえる景色。

フィギュアスケート・グランプリシリーズは
アメリカ、カナダ、ロシア、中国、フランス、日本の
6カ国で行われましたが
テレビからはあまりお国柄を感じにくいもの。

だけど、フランス大会のときでした。
映しだされたスケートリンクが、とってもきれいなんです。
そして、氷の上の選手がすごく輝いて見えるんです。
採点を待つ選手が映しだされたときの映像もきれいで・・・。

よく見ると、
リンクの側面にはスポンサーの名前が描かれているのですが
ロゴ(書体)はそのままに、だけど文字の色を白、
そして背景を濃紺と水色で統一しているのです!

企業にはそれぞれ企業のロゴ(書体)やカラー(色)があり、
ほかの国ではリンクにさまざまなスポンサーの色が氾濫してましたが
さすが、フランス!
青と白だけでまとめ、しかも氷に映えてとてもきれい・・・。
http://www.tv-asahi.co.jp/figure2007/
★フランス大会とほかの国をクリックして見比べるとよく分かります。

写真は2年前に南仏のラベンダー畑にある
シャンブルドット(民宿)に宿泊したときの部屋です。
ラベンダー畑を営む60代のマダムが自分でお城を改装して
部屋のインテリアもすべて整えた、とても素朴で温かい民宿です。
宿泊した部屋は「水色の部屋」(勝手にそう呼んでました)
でしたが、ほかには「緑の部屋」「ピンクの部屋」があって
どの部屋も基調色(基本になる色)でまとめて素敵でした。

パリで宿泊した小さなホテルの朝食では
テーブルクロスが青、その上に鮮やかな黄色のナプキンという組み合わせ。
鮮やかな色の対比がなんともおしゃれでした。

特に美術やデザイン学校に通わなくても
美しい自然や、街や村の景観、
フランスならではの美意識(お国柄)のなかで
この国の人たちは自然とすぐれた色彩感覚を身につけているのでは
と感じました。

きれいなものに囲まれて、触れて生活することの
大切さを感じるこの頃。
フローリッシュはみなさんにそれらを提供する立場。
そこで、クリスマス・イヴにはとあるツアーに参加してきます!
そのお話しはまた今度!!

yoshimi furuya

★9月の日記で「色について・前編」を書いてから
「後編」はどこへ・・・の状態でした。
書きたいことがありすぎて、まとまらず。
今回も「後編」ではなく、
これからも色についてのお話しを綴っていきますね。
具体的に、どう色合わせをすれば素敵にみえるか
【フローリッシュ流センスある色合わせのポイント】については、
来年・春から「花のカラーコーディネイト」のレッスンを
始めますので、興味のある方はご参加ください。
詳細は決まり次第、お知らせします。
参加しやすいよう、単発のお手頃価格で予定しています。