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2007年12月11日(火) 自然に触れて・古家
今年の夏、スイスの山小屋でチーズ作りをしました。

「アルプスの少女ハイジ」
TOKYO MXテレビ 午後7時の再放送ではまってから
第1話からみたくなって、レンタル。
ぜひぜひ、大人にもみてほしい素晴らしい番組。
なんたって、台詞がとっても素敵です。

スイスの山小屋でおじいさんと一緒に暮らすことになったハイジ。
屋根裏部屋に積んである干し草の香りとやさしい感触が気に入り、
シーツをかぶせて、おじいさんと干し草のベッドを作ります。

ハイジ「ステキ、ステキ! ねぇ、これなら王様だって泊めてあげられるわね」

おじいさん「ああ、これは王様のベッドだ。そうとも、この山小屋は王様の住む
お城なのだ」 自分にいいきかせるように

ハイジ「夜になると、きれいな星がいっぱいみえるわね。
朝になったら、小鳥たちがおはようをいいに来るかしら」

おじいさん「おお、来るとも。
風はいたずら坊主で窓をガタガタたたくが、あれは城の王へのご挨拶だ。
なれると結構いい話し相手になる。
雨の日はしんみりものを考えるのにもってこい。
人間には、そんな日が必要なんだ」

ハイジ「あたし、雨はきらいよ」

じいさん「ははははは、そうだろう」

ハイジとおじいさん、それぞれのキャラクターと年輪の違い、
自然への畏敬の念などなど、とても丁寧に描かれています。
ハイジは自然の美しさや厳しさに触れながら成長していきます。
お花や植物に触れる日々の中、「ハイジ」は深く心に染みる物語です。

yoshimi furuya