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石浦さん(リビングフラワー・コース)の作品。

ニュアンスのある茶色のバラを使った花束。
この微妙な色彩を活かすように、合わせる花は白と緑のみに。
淡い茶色と白は相性がよく、ファッションでいうとベージュ×白。
洗練されていて好きな配色です。
緑は花の世界ではどんな花色にもなじみのよい色です。
どの色の花もたいていの茎や葉は緑だから。ところが、
かのクリスチャン・ディオールも緑はほかの色に合わせやすいと
言っていたそうです・・・ファッションでもそうなんでしょうか。
フランス人のフラワーデザイナーと
配色について話していたときに教えてもらった話です。

間違いなく言えるのは、花もファッションも
配色はイメージを決め、メッセージを伝える大切な要素です。
慎重に選びたいと思っています。