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2010年9月7日(火) 絵画のような写真・賀来
この写真は大好きなウィリアム・エグルストンの作品です。

1939年アメリカテネシー州生(71才)現役の写真家です。
1970年代、モノクロ写真が中心だったアート写真界で
カラーによる可能性を切り開いた先駆者として知られています。
エグルストンの写真は何気ない日常の、
誰もが見落としがちな光景を拾い上げているスナップ写真です。
にもかかわらず、色彩豊かで正に“絵画のような写真”ばかりです。

初めてエグルストンの作品に出会ったのは新聞でした。
掲載されていた作品の色彩の美しさにいっぺんにファンになりました♪

『写真は撮りながらその場で創造するもの。
そこにある要素がいい結果を生むか、反発してしまうか…。
作り上げていく過程が楽しいんだよ。』
…何かフラワーアレンジメントにも通じるものがありますね。
そして『まだ私は傑作を撮れていない。』というエグルストンの言葉が、
いくつになっても謙虚な姿勢と探求心を失わずに、
そして何事も楽しみながら…と前向きにさせてくれます♪


ayami kaku