blog

先日、東京ミッドタウンで開催されていた「Flower Art Award 2011」
を見てきました。テーマは震災復興への願いを込めた”希望(Espoir)”。

グループでの参加が基本ということで、どの作品も土台作りから趣向を凝らした
見応えのある大作ばかりでした。(写真右は一体どうなっているの?と作品の裏側を
覗き込む宇治先生。仕事柄細かいところまで気になってしまいます。)
そして枝物・葉物以外に使用できる花材は生花のバラのみというのもとても興味深く、
ひとつの花材でこれだけの表現ができるのだと、勉強になりました。

写真左は「千羽鶴」。タイトルの通りこの鶴は千羽鶴でできていました!
繊細ながらも今にも羽ばたこうとしている鶴の姿には力強さを感じました。
こちらの作品はグランプリを受賞され、制作された方々は日本代表としてフランスで
開催されるアートフローラル国際コンクールへ出展されるそうです。

写真中央は「∞無限の力」。天高く伸びる塔に無限∞の花の輪、やさしい色使いに
ミラーやクリスタルなどを使った、細部にまでこだわりの感じられる素敵な作品でした。
こちらも話題になった印象的な作品ということで審査員特別賞を受賞されていました。

他にもご紹介したい作品が多くありました。
ということで続きは次週宇治先生より。お楽しみに!

naoko yamaguchi