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みなさんがよくお花屋さんで見掛ける “バラ” の多くが “剣弁高芯咲き” という咲き方をしています。
花保ちがいい(花が長く咲くこと)のでレッスンでもよく使っています。
(写真/左、左下のバラ・ローズユミ)

ガーデニング(園芸用)でよくみられる “カップ咲き” “丸弁盃状咲き” などのバラは
切り花としても売られていますが
咲くのが早く、咲ききると花びらが散り、花保ちはあまりよくありません。
ですが、香りがとてもよくて、満開に咲いた姿はとても優雅です。
短い間ですが、その姿をみているとうっとり・・心が満たされるのを感じます。
思う存分咲ききって、はらはらと花びらを散らす儚さにも惹かれます。
(写真/真ん中、上のバラ・カルトブランシェ)

レッスンではみなさん、お部屋に飾って少しでも長くお花を楽しみたい方が多いので
なるべく丈夫な花を選んで使っています。
ですが、香りを放って満開に咲くバラは格別に素敵なので
先月2回いらした美和子さんのレッスンに使ってみました。
6/30にご紹介しているガラスベースアレンジがそうです↓↓↓ 綺麗です!

そして、バラを使ったレッスンはこれでしばらくお休みします。
これからの季節、花保ちのよい “剣弁高芯咲き” もあっという間に傷んでしまうので・・・。
今月から9月までトロピカルな花材やグリーンを使っていきます。
季節にあった旬の花は花保ちもよく、自然に寄り添った生き方がやっぱり素敵だと思うので。

花/バラ(カルトブランシェ・ローズユミ)
葉/レモンリーフ、ギボシ、利休草

yoshimi furuya