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2011年6月9日(木) 上達するには♪・古家
上達するには♪ これまでお伝えしてきたことは・・・

 ・私にはできる、って信じること 1/7
 ・繰り返すこと 2/7
 ・真似をする、取り入れる 4/12 4/21
 ・素直になる 5/27


そして今回の上達するには♪・・・「失敗してもいいんだよ」です!

あなたが思い浮かぶ「失敗したとき」のイメージってどんな感じですか? 多分・・・
 ・怒られちゃう、ドキドキ
 ・恥ずかしい!
 ・落ち込む・・・

そして「失敗はしちゃいけない」って思っていませんか?
だから、みんなに声を大にして伝えたいです。


失敗してもいいんだよー!


たとえばフラワーアレンジメントの場合、
茎を短く切りすぎたり、オアシスが穴ぼこだらけになったり、
なかなか思い通りにいかなくて「なんだか今日はダメ!」って感じたり・・。
私もひと通り経験してきましたよ!
そして落ち込むときもあったけど、あるとき大切なことに気がついたんです。
以前より上達したり成長している自分に気がついたとき「なんでだろう」って振り返ると
うまくできたときより、失敗から沢山のことを学んできた、ってことに。


なにもしなければ、失敗はしません。そのかわり、前に進むこともできません。
失敗=チャレンジした ってこと。

そして失敗を乗り越えると、こんな風に成長することができます ↓↓↓

 ・失敗を乗り越えたことで自信が持て、さらに新しいことにチャレンジできる
 ・チャレンジする→ 失敗する→ 考える・乗り越える→ 成功する→ 新しいことにチャレンジする・・・
  前向きな循環にはまり、世界が広がり、どんどん成長できる


ところで、優れた先生はあえて生徒に失敗させることがあります。
「このままいくとうまくいかないな」とわかっていても
ストップしたりアドバイスしたりしないで、そのまま成り行きを見守り、あえて生徒に失敗させるのです。
そして、自分で考えさせ、気付かせるのです。
「どうしてうまくいかなかったんだろう」「じゃあ、どうすればいいんだろう」

誰もが「自分で考え、立ち上がれる力」を持っています。その力を引き出していくのです。
そして前もってアドバイスするよりも、身をもって学ぶことができ、本当の力がつきます。

子育てもそうですよね。
親が子どものためにと、前もって安全なレールを敷いてその通りに進んだとしても、
人生では、いつなにが起こるかわかりません。
大切なのは安全なレールを敷くことではなく、転んでも立ち上がれる知恵と力をつけさせること。
一見冷たいようだけれど、それが本当の愛だと思うのです。

「失敗してもいい」そう教えてくれる学校や先生はなかなかいなくて、
むしろ先生も「失敗しちゃいけない」って思い込んでいることも多いから、
そういう環境で学んできた子どもたちは
人生のあらゆる場面、学校生活で、恋愛で、就職で、仕事で失敗するたびに自分を責めて落ち込んだり、
辛い思いをしてきたんじゃないかって気がします。
だけど、なにかをするのに、なにも失敗しないことの方が珍しいわけだから

「失敗してもいいんだよ」
「人生はいくらでもやり直しがきくよ」

レッスン生が「失敗しちゃいけない」という気持ちから固まって前に進めない姿を目にするたびに、
そう思います。


気持ちの持ち方ってすごく大切です。
flourishのレッスンでは、「失敗」はチャレンジした証し。
そこからなにかを学んでいってもらうことが大切だから。
そして、みんなに「失敗を乗り越える力」と「自信」を身につけてもらえることを心から願っています。

yoshimi furuya