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今月のレッスンではレモンやライムなどのフルーツを使ったアレンジを作ります!
フルーツと花ってとっても相性が良さそうですが、
注意しなければいけないことがありますのでご紹介しますね。

みなさんエチレンガスって名前は聞いたことありますか?
エチレンガスとは植物の成熟や老化を促すホルモンガスの一種です。
まだ固いキウイとリンゴを一緒に保存しておくとキウイが早く熟したり、
リンゴと葉物野菜を一緒に保存しておくと葉物野菜の傷みが早い、
というのもエチレンガスの影響によるものなんです。

フルーツを熟させるのには効果的なエチレンガスですが、
花と一緒にアレンジすることで花の傷みを早くしてしまいます。
エチレンガスを多く発生するフルーツと影響を受けやすい花があるので
注意しましょう。

 ・エチレンガスの発生が多いフルーツ
   『リンゴ、キウイ、メロン、桃、青梅、梨、サクランボなど』
 ・エチレンガスの影響を受けやすい花
   『カーネーション、スナップドラゴン、カスミ草、スイートピー、リシアンサス、
   デルフィニウム、ラン類など』


フルーツを使ったフラワーアレンジメントには次のフルーツと花がおすすめです♪

 ・エチレンガスの発生が少ないフルーツ
   『柑橘類、ブドウ、パイナップルなど』
 ・エチレンガスの影響を受けにくい花
   『ガーベラ、フリージア、チューリップ、カラーなど』


ちなみに菊もエチレンガスには影響されにくい花ですが、
菊自体がエチレンガスを多く発生しているので
影響を受けやすい花と一緒にアレンジするとことで他の花の傷みが早くなってしまいます。

レッスンではレモンやライムなどの柑橘類をご用意していますので、
アレンジにもピッタリです☆
今回ご紹介したポイントをよーく覚えておいてくださいね♪

naoko yamaguchi