blog

2013年1月7日(月) ガーベラ・山口
今月前半のテーマ花材は「ガーベラ」です。
切り花としてはとてもポピュラーで馴染みのあるガーベラですが、
品種は2000種以上もあるそうです。
花色も豊富で、単色たけでなく2色以上の花色が入った複色など、
選び方によっていろいろなシーンに合わせることができます。

科 名  キク科ガーベラ属の半耐寒性多年草
学 名  Gerbera
別 名  アフリカセンボンヤリ
原産地  南アフリカ
花 期  4~11月
出回り期 周年
水揚げ  水切り

ガーベラの花の形態はキク科特有の頭状花序で、普通は舌状花が周辺に1~2列
放射状に並び中心は短い筒状花ですが、咲き方によっては異なるものもあります。
 ★キク科の花の形態http://www.flourishj.com/blog/entry-b1415.html

また花の大きさから「大輪」と「小輪」に分類され、咲き方には「一重」「半八重」
「八重」、花全体がこんもり盛り上がる「球状(万重)」、
細い糸状の花びらが幾重にも重なる「スパイダー」などがあります。

しっかりとした水揚げをし、ポイントを押さえれば
とても長持ちするお花なので、みなさんも試してみてくださいね♪
花首が垂れてきたからといって、短く切ってしまったらもったいないですよ。

ガーベラの選び方&長持ちさせるポイント
・茎が硬く花首のしっかりしたもので、中心の花粉が少ないものを選びましょう。
・フィルムをつけたままにすると、花を開かせようと過剰に水を吸い上げてしまい
 フィルムを取った時に花びらが反り返ってしまうことがある。(時間が経てば元に戻る。)
・花首が垂れてしまったら切り戻しをすると元気になる。
 (ペットボトルにたっぷり水を入れ花首までしばらく浸けておくとより効果的。)
・ガーベラのように茎の表面にうぶ毛がある花は、菌が繁殖しやすく茎が腐りやすいので
 花瓶に活ける場合には浅水(5cm位)に浸け、水替えをこまめにする。
 (漂白剤を2~3適入れるとより効果的。)
・茎がストロー状になっていてやわらかいので、オアシスに挿す場合は茎をまっすぐに
 切って挿す。

naoko yamaguchi


     暮らしの花をセンスアップ☆flourish