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2013年2月18日(月) ヒヤシンス・山口
今月後半のテーマ花材は「ヒヤシンス」です。

科 名  ユリ科ヒヤシンス属の球根性多年草
学 名  Hyacinthus orientalis
和 名  ヒヤシンス(風信子、飛信子)
原産地  ギリシア~シリア、トルコ
花 期  2~4月
出回期  12~4月
水あげ  水切り
花 色  白、ピンク、赤、黄、青、紫など

ヒヤシンスは春先に咲き、甘く爽やかな香りでフレグランスの
原料としても重宝されています。

主にオランダで品種改良された「ダッチ・ヒヤシンス」と
フランスで品種改良された「ローマン・ヒヤシンスの」2系統があり、
ダッチ系は花がびっしりと付きボリュームがあり豪華な雰囲気で、
ローマン系は花付きはまばらで草丈は小さいですが、かわいらしく野趣があり、
とても丈夫なのが特徴です。

切り花として見かけるのはダッチ系が多く、一般的に栽培されている品種数は
40~50種。一重咲きや八重咲き、大輪咲きなどがあります。

レッスンではこの季節限定の、甘く爽やかな香りも楽しんでくださいね♪

ポイント
・茎の根元に球根の一部がついているので、それを切り落とさずに
 水に浸ければつぼみまで咲きやすくなります。
・つぼみまでしっかり咲くように、枯れてきた花は摘まみ取りましょう。
・開花とともに強い香りを放つので、用途を選びましょう。
・茎を切ると切り口からねばねばした液が出てくるので、
 水替えはこまめにしましょう。
・茎が柔らかいのでオアシスに挿すときはまっすぐに切り、
 ワイヤーなどで補強すると挿しやすくなります。
・一輪ずつばらしてワイヤリングして使うことができます。

naoko yamaguchi


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