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2013年7月23日(火) アンスリウム・古家
今月後半のテーマ花材は「アンスリウム」です。

科 名 サトイモ科 アンスリウム属(ベニウチワ属ともいう)
    非耐寒性常緑多年草
学 名 Anthurium andreanum
和 名 大紅団扇(オオベニウチワ)
原産地 熱帯アメリカ(コロンビア、エクアドル)、西インド諸島
花 期 周年(温室)
出回期 周年
水あげ 水切り
花 色 赤、白、ピンク、黄緑、紫、茶、複色など

アンスリウムの語源はギリシャ語の
「anthos(アンサス/花)」+「oura(オウラ/しっぽ)」から
「尾のような花」という意味があり、
英語でもテイルフラワー(尾の花)と呼ばれています。

アンスリウム属は熱帯アメリカや西インド諸島に600種ほどの原種が分布しています。
樹上または地上で生活するもの、大型種、小型種、蔓性のものなど
性質や形態もさまざま。
葉に美しい模様が入るものもあり、観葉植物としても人気があります。

切り花で販売しているアンスリウムには葉が付いておらず、葉のみで別に販売されています。
それは他の花のように茎に葉が付いていないためなんですよ。
鉢物のアンスリウムをぜひご覧になると葉の付き方がよくわかります。
ぜひチェックしてみてくださいね。

みなさんが花だと思っている部分は「仏炎苞/ぶつえんほう」といわれる苞になります。
花は尾のような棒状の部分に小さな花が集まり「肉穂花序/にくすいかじょ」といいます。

ポイント
・個性的な形をしたフォームフラワーなので1輪で飾っても華やかです。
 フォームフラワーなど「花材の形態」についてはレッスンでお伝えします。
・平面的、立体的、いずれのデザインでも使うことができます。
・苞に傷がつきやすく、茶色く変色するので注意しましょう。
・水が下がったときは逆さにして花全体を水に浸けると水があがるといわれています。

yoshimi furuya


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