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2013年11月7日(木) ツルウメモドキ・宇治
今月前半のテーマ花材はツルウメモドキです。

科 名 ニシキギ科 ツルウメモドキ属 ツル性落葉低木
学 名 Celastrus orbiculatus
別 名 蔓擬(つるもどき)
英 名 Oriental bittersweet
原産地 日本、朝鮮、中国などの東アジア一帯
花 期 5月~6月
出回期 10月~12月
水あげ 不要

名前の由来は、ツル性でウメモドキ(梅擬)に似た木であるため。
(ウメモドキ自体は、葉・枝ぶり・実のつき方が梅に似ている)
またはツル性で葉の形が梅に似ているためとされています。

日本の山野に普通に自生していて、強健で日向でも日陰でもよく育ち
都市部の植え込みなどにもみられます。
ツルは他の植物にからまりながら上に伸び、茎は木化し太くなり、よく生長し
他の木を覆うこともあるそうです。
雌雄異株(しゆういしゅ)で、雄花をつける株と雌花をつける株があるそうです。

黄緑色の花は5月頃開花し、花弁は5個、葉腋から出た集散花序につき
果実は秋に淡黄色に熟し、3つに裂開し、赤い仮種皮に被われた種子が現れます。
黄色の果皮と朱色の仮種皮の対比が色彩的に美しく、秋の生け花やアレンジによく使われます。

ツルのきれいなラインを活かしてアレンジしてみてください♪

ポイント
・ためがきくので、好みの形を作れます。リースにも使われます。
・皮がはじけた後、ドライになります。
・ドライになると折れやすいのでドライになる前にためておくとよいです。

junko uji


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