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2014年1月21日(火) シンビジウム・古家
今月後半のテーマ花材はシンビジウムです。

科 名 ラン科シュンラン属 耐寒性~半耐寒性・多年草
学 名 Cymbidium
別 名 シンビジューム、シンピジウム、シンピジュームなど表記はさまざま
原産地 熱帯アジアを中心に日本~オーストラリア
花 期 1~5月
出回期 周年
水あげ 水切り

「シンビジウム」という名前は
ギリシャ語のKymbe・キンベ「船」と eidos・エイドス「形」からきています。
唇弁(リップともいいます)のくぼんだ形が
船底の形に似ているところからそう名前がついたそうですよ。

シンビジウムの原種は熱帯アジアを中心に
日本からオーストラリアまで広い範囲におよそ60~70種が分布しています。
そのなかでも東南アジアやヒマラヤに分布する、花が大きくて美しい種や、
それらを中心に交配して(掛け合わせて)つくられた交配種を
一般的に「シンビジウム」と呼んでいます。

ランのなかでも花が大きく華やかなシンビジウムは
華やかな結婚式やお祝いのアレンジ、お正月アレンジなどによく使われています。

花保ちがよいのでコサージュやワイヤリングをしたアレンジや、
ホテルの装飾などにも使われています。
結婚式やホテルなどに出掛けた際にはチェックしてみてくださいね。

<POINT>
・低温に強く、暖房を使わないところや
 日中でも温度の下がりにくい所へ飾ればさらに長保ちします。
・お花屋さんで花を選ぶときはステムが硬いもの、花弁の厚いものがおすすめです。

yoshimi furuya


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