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2015年2月3日(火) ラナンキュラス・宇治
 今月前半のテーマ花材はラナンキュラスです

科 名  キンポウゲ科 キンポウゲ属 半耐寒性球根
学 名  Ranunculus asiatics(アシアティクス)
和 名  ハナキンポウゲ(花金鳳花)
原産地  ヨーロッパ、西アジア
花 期  4~5月
出回期  12~4月
水あげ  水切り、湯上げ
花 色  赤、ピンク、オレンジ、黄、白、緑、紫、複色など

早春から春に咲く球根植物で、紙のように薄い花びらが
幾重にも重なった姿が愛らしく人気のある花です。

十字軍がヨーロッパに持ち帰り、改良を加えて園芸用品種がつくられ
18世紀を中心にイギリスでフローリスト達によって育種が進んだそうです。
近年ではオランダで育成されたものが多く
切花用品種を中心に改良が進み、花色だけでなく花形も変化に富んだ品種が増え
香りのよい品種も登場しているそうです。

名前は葉の形がカエルの足に似ていることから(写真)
ラテン語でカエルを意味する「rana」に由来します。
切り花として見かけるラナンキュラスの多くは
多湿にならない水はけのよい場所を好みますが
ラナンキュラスの仲間の多くが
カエルが住むような湿地に自生することにも、ちなんでいるそうです。

2月のテーマ 恋/koiにピッタリなやさしく愛らしいラナンキュラス。
きっと大好きな方も多いはず♬
茎がやわらかいので扱いはやさしくね。

<POINT>
・ラナンキュラスのように茎にうぶ毛の生えている花は茎が腐りやすいので、
 水に活ける場合は浅水(5cm程度)に浸けましょう。
・茎が空洞になっていてやわらかいので、オアシスに挿すときは
 茎をまっすぐに切りましょう。
・首が折れやすいので注意して丁寧に扱いましょう。

junko uji


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