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 あたたかな灯のぬくもりを感じて

今日から始まったキャンドルアレンジのレッスン。
クリスマスにキャンドルを灯すようになった由来について
2012年に掲載した記事をアップしますね。


古代社会の人々は、冬が近くなり夜の暗闇が長くなることをとても恐れていました。
そのため北欧では冬至の季節に火を盛んに焚いていました。
キャンドルが作り出されてからは
太陽の象徴として冬至のお祭りに欠かせないものとなったそうです。
その習慣が現在まで引き継がれ、クリスマスにキャンドルが灯されるようになったそうです。

またキリスト教では、イエスキリストは「世を照らす光」と呼ばれており、
その光の象徴としてキャンドルが使われています。

燭台に立てられる3本のキャンドルには、
それぞれ「信仰」「希望」「愛」という意味が込められています。

またクリスマスにキャンドルを使うものとして「アドベントクランツ」があります。
クリスマスまでの4週間をアドベントと呼び、
イエスキリストの降臨を待ち望む特別な期間になります。

アドベントクランツには4本のキャンドルが立てられ、
アドベントの最初の日曜日に、東の方角に位置するキャンドルに火を灯し、
2週目以降の日曜日ごとに西、北、南の順で火を灯していきます。
4本のキャンドルに火が灯れば、いよいよクリスマスです!

それぞれのキャンドルは「予言のキャンドル」「天使のキャンドル」
「羊 飼いのキャンドル」「ベツレヘムのキャンドル」と呼ばれ、
「希望」「平和」「喜び」「愛」を表します。

キャンドルには典礼色である紫を使うのが一般的で、「悔い改め」や「待望」を意味します。
また「喜び」を表す第3のキャンドルには、紫よりも色の薄いピンクを使うこともあるそうです。


今年のアドベントは11月29日からスタートしました。
今週の日曜日でいよいよ4本のキャンドルに火が灯り、クリスマスを迎えます。

レッスンで使うキャンドルは1本ですが、
ぜひクリスマスには火を灯し、あたたかなぬくもりを感じながら
クリスマスをお過ごしくださいね☆

yoshimi furuya


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