blog
2016年2月9日(火)
スイートピー
今月前半のテーマ花材はスイートピーです
科 名 マメ科 レンリソウ属 一年生つる草
学 名 Lathyrus odoratus
英 名 Sweet pea
和 名 麝香豌豆(ジャコウエンドウ)、麝香連理草(ジャコウレンリソウ)、香豌豆(カオリエンドウ)
原産地 イタリア・シチリア島
花 期 4月〜5月
出回期 12月〜5月(旬2〜3月)
水あげ 水切り、湯揚げ
花 色 ピンク、赤、紫、白、黄色、水色、黄緑色、オレンジ、複色など
(黄色、水色、黄緑色、オレンジ、などは白の花にインクを吸わせてあります)
マメ科のつる性植物で収穫期の終わりの頃には4メートル以上に伸長し
先端は巻きひげとなって他の物にからんで這い上がります。
1695年に修道僧クパーニによって発見され、その後イギリスで園芸植物として発展。
19世紀後半から本格的にヨーロッパ各地で品種改良が行われ現在に至ります。
日本へは江戸時代に渡来し、大正時代以降から盛んに栽培されるようになり
今では世界一の生産量と品質だそうです。日本国内では宮崎県が一番の生産地とのこと。
スイートピーという名前は英名の sweet pea(甘い香りの豆)からきており、
学名はギリシャ語の Lathyrus(エンドウ豆)とラテン語の odoratus(香り)という意味で
マメ科で甘い香りがすることからきています。
この甘い香りは原種に近いほど香るそうで、品種改良によって微香になったものもあるそうです。
原種の花色は淡い紫色・・・たしかに薄紫のスイートピーはよく香る気がします・・・
花が終わったあとにはエンドウマメに似た豆さやをつけますが、
もともとは有毒植物で豆や莢(サヤ)には毒性成分が多く含まれており、
多食すれば神経障害を引き起こすとも言われています。
最近はエディブルフラワー(食べられるお花)のスイートピーや
豆さやを付けたスイートピーもあります。
今回は「赤いスイートピー」をご用意する予定です!
「赤いスイートピー」といったら聖子ちゃん。
きっと口ずさんでしまうのではないでしょうか・・・♪
<POINT>
・暑さに弱いので涼しいところに飾りましょう。
・水に弱く、花びらを濡らすとシミになるので、水滴などが付かないように気をつけましょう。
・茎がストロー状になっており特に上の方はやわらかいのでオアシスにはまっすぐ切って挿しましょう。
・ライン状に花がついているので、節で切り分けて使えます。
切り分けて使うときは、水分の蒸発を防ぐため枝分かれした上の1cm位を残して切り分けます。
・色水を吸わせているものは、切り口がほかの花や服に触れると色移りしてしまうので注意しましょう。
*2014年2月28日「スイートピー」の記事に追記・編集しています。
junko uji
暮らしの花をセンスアップ*flourish
科 名 マメ科 レンリソウ属 一年生つる草
学 名 Lathyrus odoratus
英 名 Sweet pea
和 名 麝香豌豆(ジャコウエンドウ)、麝香連理草(ジャコウレンリソウ)、香豌豆(カオリエンドウ)
原産地 イタリア・シチリア島
花 期 4月〜5月
出回期 12月〜5月(旬2〜3月)
水あげ 水切り、湯揚げ
花 色 ピンク、赤、紫、白、黄色、水色、黄緑色、オレンジ、複色など
(黄色、水色、黄緑色、オレンジ、などは白の花にインクを吸わせてあります)
マメ科のつる性植物で収穫期の終わりの頃には4メートル以上に伸長し
先端は巻きひげとなって他の物にからんで這い上がります。
1695年に修道僧クパーニによって発見され、その後イギリスで園芸植物として発展。
19世紀後半から本格的にヨーロッパ各地で品種改良が行われ現在に至ります。
日本へは江戸時代に渡来し、大正時代以降から盛んに栽培されるようになり
今では世界一の生産量と品質だそうです。日本国内では宮崎県が一番の生産地とのこと。
スイートピーという名前は英名の sweet pea(甘い香りの豆)からきており、
学名はギリシャ語の Lathyrus(エンドウ豆)とラテン語の odoratus(香り)という意味で
マメ科で甘い香りがすることからきています。
この甘い香りは原種に近いほど香るそうで、品種改良によって微香になったものもあるそうです。
原種の花色は淡い紫色・・・たしかに薄紫のスイートピーはよく香る気がします・・・
花が終わったあとにはエンドウマメに似た豆さやをつけますが、
もともとは有毒植物で豆や莢(サヤ)には毒性成分が多く含まれており、
多食すれば神経障害を引き起こすとも言われています。
最近はエディブルフラワー(食べられるお花)のスイートピーや
豆さやを付けたスイートピーもあります。
今回は「赤いスイートピー」をご用意する予定です!
「赤いスイートピー」といったら聖子ちゃん。
きっと口ずさんでしまうのではないでしょうか・・・♪
<POINT>
・暑さに弱いので涼しいところに飾りましょう。
・水に弱く、花びらを濡らすとシミになるので、水滴などが付かないように気をつけましょう。
・茎がストロー状になっており特に上の方はやわらかいのでオアシスにはまっすぐ切って挿しましょう。
・ライン状に花がついているので、節で切り分けて使えます。
切り分けて使うときは、水分の蒸発を防ぐため枝分かれした上の1cm位を残して切り分けます。
・色水を吸わせているものは、切り口がほかの花や服に触れると色移りしてしまうので注意しましょう。
*2014年2月28日「スイートピー」の記事に追記・編集しています。
junko uji
暮らしの花をセンスアップ*flourish