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2007年11月23日(金)
星を目指して・古家
『ミシュランガイド』東京版が発売されて話題になってますね!
http://www.asahi.com/komimi/TKY200711190221.html
東京がパリやニューヨークの星の数を大きく上回って
世界の美食家たちに衝撃を与えた、
東京は世界一の美食の街だった、とは
なんとも誇らしい限り。
でも、こういう晴れがましい出来事があると
星を獲得した店は本当にその価値があるのか、などなど
物議をかもしだしたりなんかもして。
もちろん、星だけがすべてではないと思います。
掲載されていない店でも、美味しい店はあります。
今回三つ星を獲得した銀座のすし店「すきやばし次郎」の
小野次郎さんが(なんと世界最高齢の82歳で三つ星を獲得されたそう!)
普段食べにいく店にも今回星がつかなかったけれど
「お主、できるな」と感心する料理人が何人もいるそうです。
だけど、まずは世界が注目するミシュランガイドに掲載された店。
やはり晴れがましく、誇らしいことに違いはないと思うのです。
小野次郎さんも40歳ごろから外出時には手袋をして
日焼け防止としゃりをつかむ指の柔らかさを保つ努力をされているそう。
また、すしを美味しくいただいてもらうためにたどり着いた完成型が、
ネタの順番を決めて1カンずつ握りをだしていく「おまかせ」だとか。
並大抵ではない修行と試行錯誤を繰り返しての結果、
それがミシュランガイドの三つ星獲得だと思います。
かつてフローリッシュが表参道にあるフラワースクールの認定校だった頃、
展示会の人気投票・主宰賞には毎回だれかが入賞しました。
合格が難しいと思われている昇級試験では8割以上の確率で合格。
一般受けする作品が入賞している、
入賞していない作品にも素晴らしい作品はある、そんな声もありました。
確かにその通りです。
でも、まずは一般でも多くの人々が素敵だなと思ってくださったことは
素晴らしいこと、
それになにより、賞をいただくのって、単純に嬉しいですよね!
試験だって、しっかり実力を付けてその結果が合格であればなにより。
これらの結果はけっして偶然ではありません。
なぜなら私は試験で生徒を合格に導き出すたび、
自分の寿命が少し縮まった気がしていました。
まるで「鶴の恩返し」の鶴になった気分。
(でも、ぐっすり寝て美味しいもの食べて
抜き取った分の羽をすぐにはやしてたのでご安心を)。
展示会の受賞では、神様がご褒美をくださった、そんな気持ちでした。
生徒の努力も同じです。
今は、認定校から独立しましたが、生徒ひとりひとりを大切にして
いつも心を砕いていることに変わりはありません。
いえ、むしろ、さらなる向上、常に進化!
ミシュランガイドにたとえると、
掲載すらされていない店、そんな小さな目立たない存在だけど
その内容はいつも三つ星を目指しています。
星を獲得する世界で、たゆまぬ努力をするのもよし、
星とは関係のない世界で、自分の中に輝く星を目指すのもよし、
どちらにしても、自分に言い訳をせず、
素晴らしいものを素晴らしいと認め、
そして自分にできることを精一杯やって全力を尽くし、結果をだすこと。
それに尽きるような気がします。
yoshimi furuya
http://www.asahi.com/komimi/TKY200711190221.html
東京がパリやニューヨークの星の数を大きく上回って
世界の美食家たちに衝撃を与えた、
東京は世界一の美食の街だった、とは
なんとも誇らしい限り。
でも、こういう晴れがましい出来事があると
星を獲得した店は本当にその価値があるのか、などなど
物議をかもしだしたりなんかもして。
もちろん、星だけがすべてではないと思います。
掲載されていない店でも、美味しい店はあります。
今回三つ星を獲得した銀座のすし店「すきやばし次郎」の
小野次郎さんが(なんと世界最高齢の82歳で三つ星を獲得されたそう!)
普段食べにいく店にも今回星がつかなかったけれど
「お主、できるな」と感心する料理人が何人もいるそうです。
だけど、まずは世界が注目するミシュランガイドに掲載された店。
やはり晴れがましく、誇らしいことに違いはないと思うのです。
小野次郎さんも40歳ごろから外出時には手袋をして
日焼け防止としゃりをつかむ指の柔らかさを保つ努力をされているそう。
また、すしを美味しくいただいてもらうためにたどり着いた完成型が、
ネタの順番を決めて1カンずつ握りをだしていく「おまかせ」だとか。
並大抵ではない修行と試行錯誤を繰り返しての結果、
それがミシュランガイドの三つ星獲得だと思います。
かつてフローリッシュが表参道にあるフラワースクールの認定校だった頃、
展示会の人気投票・主宰賞には毎回だれかが入賞しました。
合格が難しいと思われている昇級試験では8割以上の確率で合格。
一般受けする作品が入賞している、
入賞していない作品にも素晴らしい作品はある、そんな声もありました。
確かにその通りです。
でも、まずは一般でも多くの人々が素敵だなと思ってくださったことは
素晴らしいこと、
それになにより、賞をいただくのって、単純に嬉しいですよね!
試験だって、しっかり実力を付けてその結果が合格であればなにより。
これらの結果はけっして偶然ではありません。
なぜなら私は試験で生徒を合格に導き出すたび、
自分の寿命が少し縮まった気がしていました。
まるで「鶴の恩返し」の鶴になった気分。
(でも、ぐっすり寝て美味しいもの食べて
抜き取った分の羽をすぐにはやしてたのでご安心を)。
展示会の受賞では、神様がご褒美をくださった、そんな気持ちでした。
生徒の努力も同じです。
今は、認定校から独立しましたが、生徒ひとりひとりを大切にして
いつも心を砕いていることに変わりはありません。
いえ、むしろ、さらなる向上、常に進化!
ミシュランガイドにたとえると、
掲載すらされていない店、そんな小さな目立たない存在だけど
その内容はいつも三つ星を目指しています。
星を獲得する世界で、たゆまぬ努力をするのもよし、
星とは関係のない世界で、自分の中に輝く星を目指すのもよし、
どちらにしても、自分に言い訳をせず、
素晴らしいものを素晴らしいと認め、
そして自分にできることを精一杯やって全力を尽くし、結果をだすこと。
それに尽きるような気がします。
yoshimi furuya