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2007年11月24日(土) シャムロック・湯本
シャムロックを使ったブーケ

こんにちは!
毎日寒いですねー。
いつも散歩に行く公園も、紅葉は終わり今は落ち葉の山。。。
もう冬将軍の到来ですね!
でもあの落ち葉の上を歩いた時の<カサカサ>っていうのはなんかいいです☆
期間限定のお楽しみですね(笑)。

さて、写真の解説でーす!
今回は久しぶりにブーケを作りました。
【シャムロック】という菊がメインのブーケです。
このお花は顔が大きくとても豪華ですが、その分気をつけて挿さないと
ブーケそのものが平面的に見えて重たい感じになってしまいます。
なのでしっかり凹凸をつけて入れ、ユーカリ、紅葉ヒペリカム等のグリーンで
軽やかさを出すように気をつけました。
日扇の実もキュッとまとめて入れたり、間から飛ばしたりしてアクセントにしています。

このシャムロックという菊・・・
実は日本の菊がオランダで改良されてできた
いうなれば日本とオランダのハーフのお花です☆
みなさんもご存知かもしれませんが、
【シャムロック】というのはクローバーのような植物で、
アイルランドの国花でもあります。
この植物がアイルランドの国花になったのには
宗教的な背景もあるようですが、
アイルランドは別名“エメラルドグリーンの島”
と呼ばれるほどグリーンの多い国。
そんな緑の島のシンボルとしてこのシャムロックが国花になったというのが
1番の理由のようです。
ヨーロッパでは、アイルランドとシャムロックはフランスとワインのように
誰もが思い浮かべる関係で、シャムロックはグリーンの代名詞。
そんなわけで、このなんとも言えないキレイな黄緑色をした菊を
オランダ人はグリーンの代名詞【シャムロック】と呼んだのでしょう。

今回、このシャムロックについて調べるにつけ、
話はアイルランドの歴史や宗教にまで及び、とても興味深いものでした。
<緑>好きな私にとって無視できない国でもあります(笑)。
いつかこの国を訪れたい・・・そんな気持ちを抱いています☆

ayako yumoto