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2012年9月3日(月) リューカデンドロン・山口
写真 左/サファリサンセット(雄株)、中/オリオロム(雄株)、右/ガルピニ(雌株)


今月のテーマ花材は『リューカデンドロン』です。

科 名  ヤマモガシ科リューカデンドロン属の常緑樹
学 名  Leucadendron
和 名  銀葉樹
原産地  南アフリカ
花 期  3~4月
出回り期 周年
水揚げ  水切り法、燃焼法

リューカデンドロン属は南アフリカに80種ほどが分布していて、
主な生産地はオーストラリア。レウカデンドロンともよばれています。
南半球に咲く花の多くを★“ワイルドフラワー”とよびますが、
リューカデンドロンもそのひとつ。
とても花持ちがよく、ドライフラワーにもなりやすいお花です。

茎の先端の色付いた部分は苞葉といって、花を覆う葉が変形したもので、
花はその苞葉の中にあります。
頭状花序といって小さな花が多数集まってひとつの花を作っていて、
そのひとつひとつの花も苞葉に抱かれています。
レッスンでよーく観察してみてくださいね!

また雄株と雌株があり、雌株では花が終わった後に苞葉が木質化して
花序全体が球果状(松笠のような状態)になり、ドライフラワーとしても
利用されています。

花のようなグリーンのような独特な存在感をもつ『リューカデンドロン』
の魅力を感じてみてくださいね。

 ★ワイルドフラワーについてはこちらをご覧ください
 http://www.flourishj.com/blog/entry-b1406.html

naoko yamaguchi


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