blog

パリのマレ地区にて・フランス式庭園(左)
ベルサイユ宮殿にて・イギリス式庭園(右)

フランス式庭園とイギリス式庭園(イングリッシュガーデン)の違いをご存知ですか?

フランス式庭園が平地にトピュアリー(刈り込み)などで
幾何学的な模様を描き、シンメトリー(左右対称)なのに対して
イングリッシュガーデンは自然の景観美を生かした
アシンメトリー(左右非対称)な作りになっています。

写真(右)は一昨年訪れたフランス、
ベルサイユ宮殿のイングリッシュガーデンです。

マリー・アントワネットは
王権を誇示する人工的なフランス式の幾何学庭園には馴染めず、
自然な景観を生かしたイングリッシュガーデンを宮殿の庭に作らせ
心の安らぎを求めたといわれています。

フランス式の庭園とイングリッシュガーデン、
それぞれによさがあると思いますが
ナチュラルなイングリッシュガーデンは眺めているだけで心が安らぎ、
やさしい気持ちになります。

6月後半のレッスンは、
そんなイングリッシュガーデンをイメージした花瓶活けです。
庭で草花が風に揺れているような、ステキな作品ができあがっていますよ。
また後日、写真をアップしますのでお楽しみに!

yoshimi furuya


     暮らしの花をセンスアップ☆flourish