blog

（写真／左より）flourish初登場のランハーツ＋、ペシェミニョン　


今月前半のテーマ花材はバラです

科　名　バラ科バラ属
学　名　Rosa
英　名　Rose
和　名　薔薇（ばら、そうび、しょうび）
原産地　チベット周辺、中国雲南省からミャンマーにかけて
花　期　５～６月、１０～１１月
出回期　周年
水揚げ　水切り、湯上げ、燃焼法

＜POINT＞
・葉を間引くと花が長保ちします。
・花ビンに飾るときは深水にします。
・バラは水をよく吸うので、細菌を吸い上げてしまわないように水替えをこまめにしましょう。
・水に浸らない部分のトゲを取り除くと、水が蒸発して花保ちがよくないといわれています。
・エネルギー補給として水に糖分(砂糖など)を加えてあげると長保ちします。
　ただし糖分だけを加えると細菌が繁殖しやすくなるので、
　塩素系の漂白剤なども一緒に入れてあげると効果的です。
　レッスンでお渡ししている栄養剤は糖分と殺菌剤の両方が含まれています。
・風通しのよい、直射日光の当たらないできるだけ涼しいところに飾りましょう。
・湿度をRH50%～にすると花保ちがよくなります。


バラについては過去の記事をご覧ください。

　・バラの歴史と分類
　http://www.flourishj.com/blog/entry-b1367.html

　・バラの香り
　http://www.flourishj.com/blog/entry-b1371.html


毎年、春と秋に開催しているバラのレッスン。
今回はイングリッシュローズの名花と最近作出された新しいバラを
使ってアレンジしていきます！
初めて見るバラも登場すると思いますのでお楽しみに♬
☆仕入れの都合により使用する品種が変わることもあります。

　　＊レッスンで使用予定のバラ＊

・アンブリッジローズ　Anbridge Rose
作出／1990年　デビッド・オースチン（イギリス）　　
カップ咲きから丸弁ロゼット咲き　香り／ミルラ　花保ち／★★
アプリコット色で、香り高く、大輪でイングリッシュローズの名花です。

・タージマハル！　Taji Mahal!　
作出／2007年　オランダ　スクルールス社（スクルールス社作出のバラには！がついています）
剣弁高芯咲き　香り／★ ティー　花保ち／★★★
花びらが外側の濃いピンクから中心にかけて薄いピンクへグラデーションしています。

・ランハーツ＋　Run Hearts+
作出／2014年　オランダ　LEX+社（LEX+社作出の名前には+がついています）
剣弁高芯咲き　香り／なし　花保ち／★★★
マットな質感のピンク系オレンジ、ややフリルがかった花びらのフチにほんのり入る緑色が上品な印象。

・コーラルハート　Coral Heart
作出／2012年　日本　京成バラ園
カップ咲き　香り／なし　花保ち／★★★
花弁の外側がサーモンピンク、内側が淡いオレンジのツートンカラーで、クォーターロゼットの巻き。

・ペシェミニョン　Peche Mignon
作出／2010年　　
丸弁ロゼット咲き（スプレー咲き）　香り／フルーティー ＋ スパイシー　花保ち／★★
ラブリーなピーチ系ピンク、花弁枚数は少ないが一輪のボリューム感があり、トゲが少ない。
スプレーバラでは珍しいフレグランスローズ。

junko uji


　　　　　暮らしの花をセンスアップ＊flourish