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〝アルハンブラ宮殿〟と夏の別荘〝ヘネラリフェ〟

次に向かったのは南のアンダルシア地方。
魅力的な街を効率よく廻るため安心のオプショナルツアーに参加しました。

イスラム教とキリスト教が同居する
世にも珍しいメスキータ(モスク)のある〝コルドバ〟

ガイドブックで一目見て行きたくなった渓谷の上に広がる街〝ロンダ〟

誰もが写真で一度は見たことがある、青い空と白い家の〝ミハス〟
残念ながらその日は雨。「ガーン、太陽の国スペインじゃないの~」
お天気だったら10倍キレイだったはず。

フラメンコ発祥の地〝セビーリャ〟
ガイドさんオススメの古典的なフラメンコでは
情熱的なダンサーと会場の盛り上がりで、大迫力のステージを存分に楽しみました♪

そして旅のメインとも言えるアルハンブラ宮殿の街〝グラナダ〟
到着の夜、アルハンブラ宮殿の夜景を見に、タクシーに乗り合わせて展望台へ。
やんわりとしたオレンジ色のライトで幻想的に浮かび上がるその姿は
堂々としているけれど、どことなく悲しげな佇まいで長い歴史を語っているようでした。
しばらくの間みんな言葉もなく見入っていましたよ。
写真では伝えられない美しさ、ぜひ肉眼で見てもらいたい絶景です。

翌朝9時に宮殿へ到着すると、すでに当日券を買うため大勢の人が。
なんでも朝の4時から並んでいる人もいるのだとか。
宮殿の周りは緑が多く庭も手入れされていて、それだけでなんだかホッとしました。

中に入ると見所が怒涛のごとく押し寄せてきます。
外観の質素な造りからは想像できない
素晴らしい空間や中庭、壁・天井・床などの緻密で繊細で洗練された装飾。
本当に美しすぎて、ただただ見とれるばかり。
イスラム教は偶像崇拝が禁止されてるため、像の類が一切なく
幾何学模様や植物をモチーフに装飾してあるそうです。

宮殿なのにキラキラとした派手で権力の象徴のような威圧感がなく
す~っと力が抜けて落ちついていく、そんな静かな美しさ。
まさにイスラムの美学で造られた「イスラム建築の最高傑作」なのだと実感しました。

junko uji


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