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2015年11月24日(火) エアープランツ・古家
 今月後半のテーマ花材はエアープランツです

科 名  ブロメリア科/パイナップル科 チランジア属 
学 名  Tillandsia
英 名  Tillandsia , Airplants
原産地  中央〜南アメリカ
花 期  種類による
出回期  周年
花 色  赤、ピンク、青、紫、黄色など

土のない空中で育つことから「Aira Plants/空中植物」と名前が付きました。

北アメリカ南部~南アメリカの広範囲に400〜600種以上が生息。
海岸線や砂漠、森林、高山などで、根を樹木や岩肌に張り付かせて生活する着生植物です。
根は基本的に株を支える役割で、水や栄養は葉の表面から吸収します。

形/株の姿形、大きさは種によって様々です。

花/うまく育てば、鮮やかな美しい色の花を咲かせます。
エアープランツは一生に一回しか花を咲かせないそうで、
花を咲かせ終わった株は成長を止め、子吹きをして子孫を作ります。


*水やりと育て方*

やさしい光、ときどきの水、風通し、この3つを心掛けます。

春〜秋は週2回・日没後に、
冬は週1回・午前中に霧吹きなどで水が垂れるまで濡らします。

月に2回ほどソーキングする(室温と同じくらいの水に数時間浸けること)のもおすすめ。

水やりやソーキング後は窓を開けて風通しをよくします。
やわらかな光りに当て(レースのカーテン越しの光りなど)、直射日光は避けます。

 春 最低気温が10℃を越えるようになったら戸外に出し風に当てて育てる。

 夏 風通しのよい涼しいところで育てる。
   外に出したまま雨に当たってもよいが、2日以上は雨に当てない。

 秋 最低気温が10℃を下回るころには、室内の窓辺で育てる。

 冬 水やりの回数を週1回に減らし、週2〜3回、昼間に外に出して風に当てる。
  

 葉の色による育て方

 ・銀葉系(シルバー) トリコームという葉の表面が白く繊細な毛で覆われている。
  光りの溢れたところ(ただし直射日光は避ける)で育てましょう。
  乾燥に強く、水やりは少なくても元気。

 ・緑葉系(グリーン) 葉が緑
  明るい日陰で育てましょう。水やりはまめにたっぷりと。
  葉のつけ根に水を蓄えるタンク機能があるタイプは鉢植えを好む。

    参考文献/『エアプランツLifeティランジアと暮らす SOUS LE GUI 日東書院
    ほかネット検索より

レッスンで使うそれぞれのエアープランツの名前と特徴については、
また後日アップしますのでしばらくお待ちくださいね☆

<POINT>
・エアープランツの風合いを生かしたナチュラルなアレンジがおすすめ。
・葉の色を生かして合わせる花材も単調なトーンで色合わせするとセンスよくまとまります。

yoshimi furuya


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