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 写真/左から ウスネオイデス、カピタータ、ポリアーナ、セレリアナ

ガーデンスタイルのテーマ花材だったエアープランツ、
仕入れでは種類の指定ができなかったため、詰め合わせで送っていただきました。
伝票には個別の名前が書かれていたのですが、
花材には記されていなかったため、調べてまとめてみました。
ご自分の選んだエアープランツを探して、育てるときの参考にしてみてくださいね。
*直径4cm程の小さいタイプについては個別の名前がわからないのでご了承ください。

情報がなく説明が書かれていないエアープランツについては
通常の育て方で大丈夫です。

ソーキングについては、一晩水に浸けておくのはよくないという記事もみつけましたので
新しい情報も加えて掲載しておきますね。

「お風呂や洗面所に置いて育ててもいいですか?」などの質問もいただきましたが、
適度な光りと風通しのよい場所を好むので、
光りの当たらない場所、湿度が高く蒸す場所は避けてください。



・エアープランツ(チランジア)は土に植えないで、ぶら下げたり、お皿に置いて育てることができます。

・風通しのよい場所が大好きなので、
 カーテン越しのやさしい光に当て「水やり後の風通し」を心掛けましょう。

・ミスティングやソーキング直後に太陽に当てて葉が蒸れると腐る原因となるので注意。


【ミスティング/霧吹き】 1日〜1週間に1回

【ソーキング/水中に沈める】 水にエアープランツを数時間沈めておくことをソーキングといいます。

 月に1〜2回、夜から朝まで浸けておきましょう、と書かれていることもありますが
 エアープランツの種類や季節によっては
 夜間、長時間水に浸けると呼吸ができず窒息してしまうという記事もありました。

 ソーキングは水不足で枯れかけている状態に応急処置として行い、
 時間も長くて3~4時間ほどがちょうどよいようです。
 寒い冬は避けたほうがよいという記事もありました。


・銀葉種 風が通る明るい場所、乾燥に強いので水やりは少なめで。
・緑葉種 風が通る明るい日陰、乾燥に弱いので水やりはまめに。


ウスネオイデス Tillandsia usneoides 【写真/左】
銀葉種
別名/スパニッシュモス。
乾燥を嫌うため、冬場はこまめに水やり、または加湿器のある部屋で管理するとよい。
水が足りていると葉が横に伸びる。
原産地では梱包材として利用していた。

カピタータ  Tillandsia capitata 【写真/左から2番目】
緑葉種
適温 15~25℃
開花期に葉が色づく。色によって「カピタータピーチ」と「カピタータレッド」がある。

ポリアーナ  Tillandsia pohliana 【写真/左から3番目】

セレリアナ  Tillandsia seleriana 【写真/右】
つぼ型の形と白い産毛が特徴。暑さに弱い。
水を好むため月1回ソーキングをして、しっかり水をきる。
青紫の細い花が咲く。


 エアープランツの育て方2に続きます☆

yoshimi furuya


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