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2015年11月30日(月) ユーカリの実・古家
 左から、ユーカリのツボミ → 花 → 実

ガーデンスタイルで使ったユーカリ・グロボラス。
「初めてみました〜!」と驚くフレンズも多かったです。

雑誌でブーケに使われたり、インテリアにさり気なく飾られていることもあり、
趣のある花材ですが、一般のかたはどう飾ったらいいかわからないタイプの花材だと思います。
しかも短い一枝に実が5〜7個付いて500〜700円と、かなり高価。
そのためか、お花屋さんでも見掛けることは少ないです。
でもドライになって長保ちですし、一輪挿しにポン!と飾るだけでオシャレ☆

このグロボラスは “ユーカリの実” と呼ばれています。
普通、“実” というのはお花が終わった後の “実物” のことですが、
花材では “蕾” のことも “実” と呼んでいることが多いので、
一体どちらだろう???と思って調べてみました。

すると、先の尖ったフタのようなものが付いた状態が “蕾” で、
それがパカッと割れて花が咲き、フタがはずれて “実” になることがわかりました。

今回のレッスンでは、仕入れた日によって蕾のときもあれば、実のときもあり、
しかも最終レッスンの仕入れではお花の咲きかけたものもあったので、
写真に撮って順番に並べてみました。
蕾から花が咲いて実になるようす、わかっていただけましたか?
なんとも神秘的ですよね!

yoshimi furuya


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