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2015年12月29日(火)
古家先生&宇治先生 座談会 Part.1
今年も沢山の季節の花を使ってレッスンしました
flourishフレンズレポーターの浅井薫です☆
2015年もあとわずかになりました。
今回は、古家先生と宇治先生に、この一年を振り返ってトークをお願いしました。
先生方にとって、今年はどんな一年でしたか?
古家:宇治先生、どう?
宇治:古家先生さきに…笑。
古家:今年は何か大きなチャレンジをしたわけではないけど、
一年を通して、積み重ねができたような気がしてます。
イベントでアフタヌーンティーや、フレンズの幹事でビアガーデンに行ったりして
親睦も深まったし、レッスンもみんな着実に上達してるなって感じられた一年でした。
宇治先生は、どんな感じ?
宇治:フラワーコーディネイトレッスンのことで頭がいっぱいで、
それを軌道に乗せることに力を注ぐってことがありましたね。
古家:それで、みんなにどんな風になってほしいとか、あった?
宇治:花選びが楽しくて、奥が深いことを感じてほしかったです。
それを知ると、もっとフラワーアレンジメントが楽しくなるかなって。
もともとフラワーコーデはそんな思いで始めたので、
それはこれからも変わらないテーマかな。
でも一年が早くて、あっという間でしたよね。
古家:そうね。でも充実した一年だったと思う。
宇治:古家先生は、私から見るとすごく密度が高かったような…。
古家:レッスンもそうだけど、今年は知り合いのかたから
展示会の出展やイベントでの出張レッスン、アレンジのご注文もいただいたりで
初めて経験することもあって色々と学びが多い年だったな。
今年のテーマ「キホンにかえる」の手応えはいかがでしたか?
古家:「キホンにかえる」はちゃんと意識してきたつもり。
来年も引き続きやっていきたいな。
ガラスベースとかブーケロンは、回数を重ねるほど楽しく作れるようになるから、
何回やってもやり過ぎってことはなくて、
フレンズのみんなは「また?」って思うかもしれないけど・笑、
そう思われるくらいレッスンして本当に上達すると思う。
それに毎回、花材の組み合わせが違うので、その都度、勉強になることは必ずあるし
なにかしら新しい工夫も加えるようにしているので、楽しんでもらいたいな。
宇治:たとえばブーケロンとかのレッスンで、フレンズの「やっとわかった」って
声を聞いたりすると、「理解してくれたんだ、よかった」って思う。
古家:やっぱり繰り返しが大切よね。
宇治:「このアレンジ苦手」と言ってたフレンズから、
「今回は大丈夫でした」って声が聞けたり、苦手意識を失くしたりして
(キホンのレッスンを)繰り返していくうちに、
楽しいアレンジだなって思ってもらえるようになるといいですね。
古家:レッスンの始めに、大まかな決まり事として、
枝ものは最初、小さな花材はあとでって、挿す順番を説明してるでしょう。
そういうことを伝え続けていくことも必要だな、って思う。
宇治:(うなづいて)伝えれば伝えるほど残っていくものが増えていく気がしますね。
古家:頭で理解しても、本当の理解に繋がっているかっていうと
一回、二回の説明ではわからないから、繰り返し伝えて、
最終的には自分自身で気がついてもらうことが大切だよね。
宇治先生が、フレンズがそれぞれにみんなの作品を眺める時間を設けたりしてるけど、
そうやって視野を広げていくのもいいことだと思う。
宇治:みんな(他のフレンズの作品を見て)「わー、全然違う」って言ってますよね。
結構、フレンズ同士で作品を観察し合ったりもしてますよね。
古家:自分自身で “気づき” を持ってもらうこと。
私たちの役割はそのキッカケを作ることかなって。
花材は、いままでにないお花が多く使われた印象がありましたね?
古家:今年も花材の仕入れは色々とチャレンジしてきたんだけど、
正直いうと一番苦労したことかな・笑。
生花は生き物だからその年の気候にも左右されて
いつも均一に仕入れられるとは限らないし、
同じ花材でも仕入れた日によって花の大きさやボリュームが違うこともよくあるので。
夏のレッスンで外国産より質のいい沖縄産のデンファレを仕入れたときも、
最後のレッスン日まで沖縄産のものを仕入れられるか心配だったし、
桜とユリのときはなかなか咲いてくれなくて困ったり・・・。
宇治:(仕入れは)本当にドキドキで、イメージどおりにいくわけじゃないから。
思い出しますねえ。
レッスンでちょうどよい咲き具合になるように霧吹きしたり、
太陽にあてたり、冷暖房つけたりとかもしましたね。
古家:今となっては笑えるんだけど・・
新鮮な花を揃えるためにレッスン日の直前に仕入れているから
いつもギリギリになって慌てふためいてたよね・笑。
でも、いつも安定して仕入れられる花材だけでレッスンしていたら
みんなが新しい花材を知る機会が減ってしまうから、
これからもチャレンジしていきたいなって思う。
宇治:私達もお花の特徴を知ったりできますよね。
古家:ホント、勉強になってるよねー(しみじみ)。
私も26年(お花を)やって来てるけど、まだまだ知らないことが沢山あって、
一生掛かっても全てを知ることは無理なんだろうけど、
こうやって学ばせてもらってるなーってね。
宇治:今年のテーマ花材は、いつもなら日陰的なものにスポットが当たってましたよね。
主役的な花材じゃなくても、
ほかの花材と合わせるとこんなに素敵になるのねという発見があったり、
私も使ったことのなかった花材や、初めて見る花材もありました。
古家:え、それなに?
宇治:アリアムの仲間で、紫っぽいネギ臭いのとか。
あと、サンダーソニアと一緒に使った枝もので、ソバガラみたいな。
先生、来年また使おうって言ってたじゃないですか。
古家:(さっそく過去のblogを検索して)あー、テマリシモツケのこと?
http://www.flourishj.com/day-20150616.html
宇治:そう!初めて使うって新鮮な気分。
古家先生、アンテナはりめぐらしてるなーって感じがしますよ、
なにかめずらしいものを使って、みんなを驚かせようって感じで。
それで、フレンズが「初めて見たー!」っていうと、
「ほんと?」って(返事できるのが)ちょっとうれしい・笑。
古家:来年もまたみんなをビックリさせようね・笑。
トークが弾んできたところで、Part.2に続きます☆
kaoru asai
暮らしの花をセンスアップ*flourish
flourishフレンズレポーターの浅井薫です☆
2015年もあとわずかになりました。
今回は、古家先生と宇治先生に、この一年を振り返ってトークをお願いしました。
先生方にとって、今年はどんな一年でしたか?
古家:宇治先生、どう?
宇治:古家先生さきに…笑。
古家:今年は何か大きなチャレンジをしたわけではないけど、
一年を通して、積み重ねができたような気がしてます。
イベントでアフタヌーンティーや、フレンズの幹事でビアガーデンに行ったりして
親睦も深まったし、レッスンもみんな着実に上達してるなって感じられた一年でした。
宇治先生は、どんな感じ?
宇治:フラワーコーディネイトレッスンのことで頭がいっぱいで、
それを軌道に乗せることに力を注ぐってことがありましたね。
古家:それで、みんなにどんな風になってほしいとか、あった?
宇治:花選びが楽しくて、奥が深いことを感じてほしかったです。
それを知ると、もっとフラワーアレンジメントが楽しくなるかなって。
もともとフラワーコーデはそんな思いで始めたので、
それはこれからも変わらないテーマかな。
でも一年が早くて、あっという間でしたよね。
古家:そうね。でも充実した一年だったと思う。
宇治:古家先生は、私から見るとすごく密度が高かったような…。
古家:レッスンもそうだけど、今年は知り合いのかたから
展示会の出展やイベントでの出張レッスン、アレンジのご注文もいただいたりで
初めて経験することもあって色々と学びが多い年だったな。
今年のテーマ「キホンにかえる」の手応えはいかがでしたか?
古家:「キホンにかえる」はちゃんと意識してきたつもり。
来年も引き続きやっていきたいな。
ガラスベースとかブーケロンは、回数を重ねるほど楽しく作れるようになるから、
何回やってもやり過ぎってことはなくて、
フレンズのみんなは「また?」って思うかもしれないけど・笑、
そう思われるくらいレッスンして本当に上達すると思う。
それに毎回、花材の組み合わせが違うので、その都度、勉強になることは必ずあるし
なにかしら新しい工夫も加えるようにしているので、楽しんでもらいたいな。
宇治:たとえばブーケロンとかのレッスンで、フレンズの「やっとわかった」って
声を聞いたりすると、「理解してくれたんだ、よかった」って思う。
古家:やっぱり繰り返しが大切よね。
宇治:「このアレンジ苦手」と言ってたフレンズから、
「今回は大丈夫でした」って声が聞けたり、苦手意識を失くしたりして
(キホンのレッスンを)繰り返していくうちに、
楽しいアレンジだなって思ってもらえるようになるといいですね。
古家:レッスンの始めに、大まかな決まり事として、
枝ものは最初、小さな花材はあとでって、挿す順番を説明してるでしょう。
そういうことを伝え続けていくことも必要だな、って思う。
宇治:(うなづいて)伝えれば伝えるほど残っていくものが増えていく気がしますね。
古家:頭で理解しても、本当の理解に繋がっているかっていうと
一回、二回の説明ではわからないから、繰り返し伝えて、
最終的には自分自身で気がついてもらうことが大切だよね。
宇治先生が、フレンズがそれぞれにみんなの作品を眺める時間を設けたりしてるけど、
そうやって視野を広げていくのもいいことだと思う。
宇治:みんな(他のフレンズの作品を見て)「わー、全然違う」って言ってますよね。
結構、フレンズ同士で作品を観察し合ったりもしてますよね。
古家:自分自身で “気づき” を持ってもらうこと。
私たちの役割はそのキッカケを作ることかなって。
花材は、いままでにないお花が多く使われた印象がありましたね?
古家:今年も花材の仕入れは色々とチャレンジしてきたんだけど、
正直いうと一番苦労したことかな・笑。
生花は生き物だからその年の気候にも左右されて
いつも均一に仕入れられるとは限らないし、
同じ花材でも仕入れた日によって花の大きさやボリュームが違うこともよくあるので。
夏のレッスンで外国産より質のいい沖縄産のデンファレを仕入れたときも、
最後のレッスン日まで沖縄産のものを仕入れられるか心配だったし、
桜とユリのときはなかなか咲いてくれなくて困ったり・・・。
宇治:(仕入れは)本当にドキドキで、イメージどおりにいくわけじゃないから。
思い出しますねえ。
レッスンでちょうどよい咲き具合になるように霧吹きしたり、
太陽にあてたり、冷暖房つけたりとかもしましたね。
古家:今となっては笑えるんだけど・・
新鮮な花を揃えるためにレッスン日の直前に仕入れているから
いつもギリギリになって慌てふためいてたよね・笑。
でも、いつも安定して仕入れられる花材だけでレッスンしていたら
みんなが新しい花材を知る機会が減ってしまうから、
これからもチャレンジしていきたいなって思う。
宇治:私達もお花の特徴を知ったりできますよね。
古家:ホント、勉強になってるよねー(しみじみ)。
私も26年(お花を)やって来てるけど、まだまだ知らないことが沢山あって、
一生掛かっても全てを知ることは無理なんだろうけど、
こうやって学ばせてもらってるなーってね。
宇治:今年のテーマ花材は、いつもなら日陰的なものにスポットが当たってましたよね。
主役的な花材じゃなくても、
ほかの花材と合わせるとこんなに素敵になるのねという発見があったり、
私も使ったことのなかった花材や、初めて見る花材もありました。
古家:え、それなに?
宇治:アリアムの仲間で、紫っぽいネギ臭いのとか。
あと、サンダーソニアと一緒に使った枝もので、ソバガラみたいな。
先生、来年また使おうって言ってたじゃないですか。
古家:(さっそく過去のblogを検索して)あー、テマリシモツケのこと?
http://www.flourishj.com/day-20150616.html
宇治:そう!初めて使うって新鮮な気分。
古家先生、アンテナはりめぐらしてるなーって感じがしますよ、
なにかめずらしいものを使って、みんなを驚かせようって感じで。
それで、フレンズが「初めて見たー!」っていうと、
「ほんと?」って(返事できるのが)ちょっとうれしい・笑。
古家:来年もまたみんなをビックリさせようね・笑。
トークが弾んできたところで、Part.2に続きます☆
kaoru asai
暮らしの花をセンスアップ*flourish