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　チューリップの茎を生かして

３月前半のレッスンは
パステルカラーのチューリップやラナンキュラスを使った
花瓶活けを作っています。

茎のラインを生かして、ふんわりと花を花瓶に活けるこのレッスンは
花瓶活けの基礎の基礎、ともいえる形です。
初めて作る人は難しく感じるかもしれませんが、慣れてくると楽しくなりますよ。
ぜひ、家で何度でも繰り返し練習してほしいアレンジです。

というまでもなく、
翌日にはチューリップがまったく違う方向へ向かって動いていると思うので
また活け直すことになっているはず。

春の花は元気のいい花が多いのですが、そのなかでもチューリップは特別！
茎は伸び、光りの方向へ向かって動き、花は開き、
こんなに変化して動き回る花はありません☆
私は「やんちゃな花」と呼んでいます。

そのやんちゃぶりを「困った！」と思うか、
それとも「元気だね」って楽しむかは自由なんだけど・・・
間違っても「どうにかしよう」なんて思わないほうがいいです。
やんちゃな花の、その個性を楽しんじゃいましょう☆

花／チューリップ（タイスブーツ、クリスマスパール、春）
ラナンキュラス（フェラン）、リューココリーネ（コキンペンシス）


yoshimi furuya


　　　　　暮らしの花をセンスアップ＊flourish