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2016年4月14日(木) リースアレンジ*見本
 かわいい花の形を生かして

先週はめずらしく風邪をひいてしまい、鼻声でのレッスンとなりました。
ご心配してくださったみなさん、ありがとうございました。
そんなこんなでブログもすっかり遠ざかってしまい、久しぶりの更新です。

さて、ガーベラを使ったリースアレンジ、
見本はプライマリーコース(初級)の花材で作りました。

リースの形ってとってもシンプルなのですが、
アウトライン(輪郭)をきれいに作るのは慣れないと難しいもの。
しかも花材がガーベラなので、しっかり凹凸もつけて、と
今回も沢山学ぶことがあったと思います。

ところで、アレンジのデザインを考えるとき、大切にしていることが二つあります。

ひとつは「花の個性を生かしたデザイン」であること。
今回はガーベラのかわいい花の形が生かされるように、リースアレンジを作りました。

もうひとつは「花保ちがよいデザイン」であること。
flourishではみなさん、レッスンで作ったアレンジをお部屋に飾って楽しんでいます。
そして花が長保ちするとよろこんでくださいます。

フラワーアレンジメントはデザインによって花保ちのよさが変わってくるので
少しでも花が長保ちするデザインを考えるようにしています。

ガーベラは花よりも茎から傷みやすいので(腐ったり曲がったりすることがあります)、
短くカットして使うことで花保ちがよくなるようにしました。
特に今回のようにフローラルフォーム(スポンジ)に挿すアレンジの場合、
花瓶に活けるのに比べて水の吸い上げがよくないので、
茎を短くすることで花まで水が届きやすくもなります。

なにげなくデザインしているように見えますが、
こんな風に花材の個性や特徴を生かすよう、様々な視点から考えてデザインしています。
そんなところにもぜひ注目して、学んでいっていただけたらなと思います☆

花/ガーベラ(ミノー、ココット、フラッシュライト、シェリー)
その他/アイスランドモス(スプリンググリーン)


yoshimi furuya


     暮らしの花をセンスアップ*flourish