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 マリー・アントワネットも愛したフランスの布

渋谷の Bunkamura ザ・ミュージアムで開催している
「西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展」に行ってきました。
見たことあるな〜、くらいで何の知識のないまま行ったのですが、
とってもステキだったのでご紹介しますね☆


インド発祥の「更紗」がヨーロッパに伝わり、
ヴェルサイユ近郊の村、ジュイ=アン=ジョザスで発展、生産された
「トワル・ド・ジュイ/ジュイの布」。

花々や田園に遊ぶ貴婦人などがデザインされたその木綿の布は、
フランス王妃マリー・アントワネットやナポレオンの妻ジョセフィーヌも大のお気に入りだったそう。
ウィリアム・モリスのテキスタイルにも影響を与えたらしく、確かに似ています。

花々が描かれ色のついた木版プリントと、田園に遊ぶ人々を描いた単色の銅販プリントがあって
どちらもステキだったのですが、より心惹かれたのは木版プリントでした。
柄が花だったからというのもありますが、どこか素朴で温かいぬくもりを感じて・・・
木版の「木」のぬくもりが作品ににじみでていたんだと思います。

いずれにしても、当時の人たちが手間を掛けて作ったテキスタイルはどれも生き生きとしていて、
沢山のエネルギーをもらいました。

うっとりと余韻に浸りながら、ポストカードを沢山と(写真/右、下)
・・パッチワークのように並べるとステキだったので、どの柄も捨てがたくて!
写真もパッチワークのようにアップしてみました↑↑↑・・・
そして裁縫などしないのに端布のセットも買ってテンションアップ♡
幸せな気分いっぱいで帰りました☆

7月末まで開催しているので、興味のあるかたはぜひ行ってみてくださいね。
そしてぜひ感想を聞かせてくださいね。

7/9〜18は「ドゥマゴパリ祭」も開催されるので、たっぷりとフランスを感じられそうですよ。


 西洋更紗 トワル・ド・ジュイ展
http://toiledejouy.jp/

 ドゥマゴパリ祭
http://www.bunkamura.co.jp/sp/parisai2016/


yoshimi furuya


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