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2018年2月28日(水) 球根付きのチューリップ
tulip with bulb


球根付きのお花が人気ですね。
2、3年位前から日本のお花屋さんでも球根付きのムスカリやチューリップをよく見かけるようになりました。

ヨーロッパではさらにずっと以前から、花束やアレンジメントに球根がよく見えるようにむき出しの状態で使われているのをよく見かけました。特に造形的なデザインが特徴のドイツのフラワーアレンジメントに多いように思います。

球根に栄養があるのでしばらく水に浸かっていなくても大丈夫だから、むき出しなんだと思いますが、デザイン的にはおもしろくても花にはやさしくないのが気になって・・やっぱりお花がイキイキと長保ちしてくれたほうがうれしいですよね(╹◡╹)


というわけで、この球根付きのチューリップはちゃんとお水が吸えるように花瓶にアレンジ。
ポイントは、球根もデザインのひとつとして見えるように透明の器にしたこと。
球根があって茎をカットできない(花の長さを調整できない)ので、もともとの花の長さに合わせてバランスのよい花瓶を選ぶこと。

お水は球根が長い間浸かると腐ってしまうので、根が浸るくらいの少なめでOKです。


球根付きですが、普通の切り花とそんなに花保ちは変わりませんでした。
最近は生産農家のかたが丈夫な花を作るよう工夫して、切り花も長保ちするようになってきたからかもしれません。

でもこの球根の付いた感じがおもしろいので、春になって見かけるとこうして部屋に飾りたくなるのでした(╹◡╹)



yoshimi furuya



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