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 撮影のようす

雑誌掲載作品メイキングのつづきです☆

できあがった作品は撮影日に合わせて指定の場所まで持っていくのですが、
・・今回の撮影は出版社でした。ハウススタジオのときもあります。
これがまた大切な仕事のひとつ。
作品が壊れないように、しっかりと梱包して電車かタクシーで運びます。

そして無事、作品を届けたところで
セッティングと撮影は、編集部とカメラマンのかたにおまかせすることが多いのですが
今回は参加を、とのことで立ち会わせていただきました。

カメラマンに持参した背景に置く小物をお渡しし、イメージを大まかに伝えただけで、
手際よく並べてくださり、自然光や照明で光の加減も調整しながら、
あっという間にセッティング【写真/上の2枚】。

さらに編集部のかたと私が気がついたことを伝え、細かい微調整をしながら撮影が進みます。

作り方のレシピでは、花を挿したときとは逆の順に8分割で花を抜いていき、撮影。
編集部のかたが、花を挿しているように手を添えた演出もしてくださいました【写真/左下】。
使用した花材と資材を並べた写真も、手際よくきれいに並べて撮影【写真/右下】。

すべての撮影を終えたときには、それまでの集中力が解けて力が抜けたようにほっとします。
作品掲載依頼の連絡をいただいてから撮影終了まで、わずか1週間足らず。
いつもの仕事をしながら、集中そして体力温存。
こんなに濃密な時間を過ごすことはなかなかありません。
毎回、大切な経験を積ませていただいているなと思います。

今回は久しぶりに撮影にも立ち会わせていただいて、勉強になることが沢山ありました。
それらは、また次回に生かしていきたいと思います。

「どんな風にして撮影しているんですか?」と、フレンズから質問をいただくことがあるので
今回、編集部のかたにOKをいただいて、撮影のようすを撮影し(カメラマンのかたに感謝です!)、
こうしてブログに掲載させていただきました。

雑誌掲載作品の制作では、編集部が与えてくださったテーマや期待に応えながら、
読者のみなさんに誌面から、やすらぎ、エネルギー、やさしさ、など
“なにか” を感じ取っていただけたらうれしいなと思って作っています。

雑誌にはこんな風に沢山のかたの想いが詰まっています。
そんなことも思い浮かべながらご覧になっていただけたらうれしく思います☆

yoshimi furuya


     暮らしの花をセンスアップ*flourish