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2015年11月6日(金) ネリネ・宇治
 今月前半のテーマ花材はネリネです

科 名 ヒガンバナ科 ネリネ属 球根植物
学 名 Nerine sarniensis (ネリネ・サルニエンシス)
英 名 Diamond lily(ダイヤモンドリリー)、Nerine
和 名 姫彼岸花(ヒメヒガンバナ)
原産地 南アフリカ
花 期 9~11月
出回期 ほぼ周年 (旬は9~11月)
花 色 白、赤、ピンク、紫、オレンジ、複色など
水揚げ 水切り

ネリネという名前は、ギリシャ神話の水の女神、ネレイデスにちなんでいます。
欧米では花弁が日を受けて宝石のようにキラキラと輝くことから
「ダイヤモンドリリー」の名前で親しまれています。

欧米で17世紀頃から盛んに品種改良が行われ、日本には大正時代に伝わってきましたが
花姿がヒガンバナに似ていることもあり、従来あまり人気がなかったそうですが
近年は切り花や鉢物として注目されるようになりました。
(ちなみにヒガンバナはリコリス属でアジア東部が原産。ネリネはネリネ属で南アフリカ原産で
「開花時期が遅く、開花期間が長い、毒がない、花が咲いているときに葉っぱがついている、日光を好む」
という特徴の違いがあります。)

園芸種の多くはネリネ・サルニエンシスをもとに改良されたもので
直径3~6cmほどの花が、1本の茎に10輪くらい集まって咲き
大きいものでは、花びらが10㎝以上になるものもあるそうです。
鉢物では開花期間は長く1か月間くらい花を楽しむことができ
切り花やアレンジメントとしても花もちがよく、とても重宝します。

別名「ダイヤモンドリリー」と呼ばれる理由、
キラキラした花びらに注目してくださいね♪

<POINT>
・とても花持ちの良いお花です。
・咲きざかりをすぎた花は摘み取りましょう。
・茎が柔らかいのでオアシスに挿す時は茎はまっすぐにカットしましょう。

junko uji


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