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2016年1月4日(月) 今年の干支・古家
 ピンクのしめ縄にお正月花材と申のお飾りをあしらったしめ飾り

2016年、flourishが掲げるテーマ “陽だまりを感じる季節のめぐり” で
「日本の古くから伝わる行事も織り込んだフラワーアレンジメントを提案」とお伝えしましたが、
ブログでも日本古来の風習やしきたりをみなさんにご紹介していきたいなと思います。

みなさんもすでに知っていることがあると思いますが、
薄れていく日本の風習やしきたりをあらためて見つめ直すことと、
私自身、知らないことを学んでいきたいという思いもあり、
ご一緒に楽しんでいけたらいいなと思っています。

というわけで、まずは今年の干支から。
申年なのはご存知の通りですが、正確には「丙申」(ひのえさる)の年になります。


 本来、干支は「十干」(じっかん)と「十二支」(じゅうにし)を組み合わせて
 「干支」(かんし、えと)となります。


 十干・・・甲・乙・丙・丁・戊・己・庚・辛・壬・癸
 十二支・・子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥


これらが甲子、乙丑、丙寅...と1年ごとに巡っていくと60通りの組み合わせとなり、
今年は「丙申」の年となるわけです。

60歳を祝う「還暦」は生まれた年の干支が一周したことになります。

「丙」は太陽を意味するので、flourishの今年テーマにも「陽だまり」という言葉を入れました。

自然界を元にした中国の「陰陽五行説」からきている干支は奥が深いので
ざっくりとおおまかな説明となりましたが、
まとめると「干支」は「十干」と「十二支」の組み合わせで60通りあり、
今年は「丙申」の年ということなんですね。


yoshimi furuya


     暮らしの花をセンスアップ*flourish