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 及川さん、浅井さん、浅野さん*リビングフラワーコースの作品

毎年恒例のお正月アレンジメント。
今年(正確には昨年末)もお正月ならではの松や千両を使ってアレンジしました。

花もお正月花材の菊と葉ボタンを使いましたが、
これらの花(葉ボタンは葉ですが)にも意味があります。

 菊・・中国の伝説や重陽の節句では菊の成分が体によく長生きできると信じられ、
    菊の花びらをお酒に浮かべて飲む「菊花の宴」も催されていたとか。
    不老長寿の花として、また高貴、厄除けという意味もあります。

 葉ボタン・・キャベツの変種。名前の由来は葉が牡丹の花のようにみえることから。
       花の少ない冬に華やかなため、お正月に飾られるようになったようです。
       春になると中央から茎が伸び、淡黄色の小さな花が咲きます。


パリスタイル風に、四方見の形で低く作るスタイル(写真/上)と
和風に、三方見で高さをだして作るスタイル(写真/下)、
それぞれご自宅の飾る場所にあわせてアレンジしていただきました。

私もレッスンの見本で作った作品を自宅の玄関に飾っているのですが
今もまだとってもきれい。
明日が松の内なので片付けなくてはいけないのだけど・・・
毎年、旧暦のお正月頃まで飾っています。
参加されたみなさんはどうですか?

花/マム、ピンポンマム、スナップドラゴン、リシアンサス
葉/葉ボタン、千両、レモンリーフ
実/南天
枝/松、餅花


yoshimi furuya


     暮らしの花をセンスアップ*flourish