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2016年6月9日(木) サンキライ
 今月前半のテーマ花材はサンキライです。

科 名 ユリ科またはサルトリイバラ科 シオデ属 雌雄異株のつる性の落葉低木 
学 名 Smilax china
英 名 Chinaroot、Chinese smilax(スミラックス)
和 名 山帰来(サンキライ)
別 名 猿捕茨(サルトリイバラ)、菝葜(バッカツ)
原産地 日本・中国・朝鮮・インドシナ
花 期 4月〜5月 
出回期 フレッシュ5〜8月、ドライ11月〜12月 
水揚げ 水切り
花 色 淡黄色
実 色 黄緑色→黄色→赤
花の形態 ラインフラワー


「山帰来」(サンキライ)という名前は、昔この実を毒消しとして使用していた頃、
野山に多く自生しているため、栽培を行うことはせず
毒消しの必要がある時に山へ行き、実を食べて帰って来た事から名づけられたそうです。

別名の「猿捕茨」(サルトリイバラ)の名前は、刺のある茎を伸ばして枝へ絡み付き
藪のようになったところに猿が追い込まれると、動けなくなってしまうところから
サルトリイバラという名がついたとされています。

また、別名の菝葜(バッカツ)は生薬名で
サンキライの根茎が使われ風湿、利尿、関節痛、浮腫、下痢などに効果があるそうです。

サンキライは高さ2~3mの落葉小低木で茎は硬く緑色で、
他の木にもたれたり、這うように伸び、節ごとに曲り、強い角質の棘を持っています。
葉は円形で硬く光沢があり、その基部に2本の巻きひげがあります。
開花後、実が付き8月半ばごろまではグリーンの実で葉もありますが、
徐々に葉は落ち、実は赤く熟していきます。
この赤い実はクリスマスリースによく使われます。

サンキライの葉は、関西より西の地方でカシワの木が自生していないため
端午の節句の柏餅に代用されているとのこと。
また、若葉を春先に、ゆでて水にさらして、おひたし、あえもの、天ぷらにして食べるそうです。

ツヤツヤの丸い葉と実は初夏の雰囲気たっぷりです。
レッスンでは蔓のラインをしっかり生かすのがポイントですよ♪

<POINT>
・硬いトゲがあるので注意しましょう。
・蔓のラインを生かしてアレンジしましょう。


junko uji


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