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 南国の風を感じて

ミドリという名前のアンスリウムと白いデンファレが涼やかな
トロピカルアレンジ。

太陽が照りつける猛暑を予想しての7月後半のレッスンでしたが
東京は涼しい日が続いていましたねー・・・。

それでも、気分は夏!ということで
花もグリーン(葉)も南国のものを使ってトロピカル気分を味わいました。

フラワーアレンジメントの世界ではずっと
パリを中心としたヨーロピアンスタイルが人気で
こういったトロピカルアレンジをレッスンに取り入れている教室も
減ってきているような気がします。

でもね、やっぱり夏は暑い国の花が花保ちもよく、気分的にもしっくりきます。
花もグリーンも個性的な姿をしているので、
こういう花材を使いこなせることも大切だなと思います。

ハワイなんかに行くとホテルなどに飾っているトロピカルアレンジ。
「知ってる、この花材!」
「私もレッスンで作ったことある!」
どこかで目にする機会があったとき、そんな風に思っていただけたらうれしいです。

今回の復習としては次の3つをしっかり押さえておくといいですよ。

・グルーピングにしてモダンに仕上げる
・花や葉の向き、角度、凹凸の付け方で立体感をだす
・アンスリウムの茎やグリーンのラインを活かす

このレッスン最後の仕入れで届いたクッカバラの葉が
私もかつて見たことのない巨大さで、どうなることかと思いましたが・・・
みなさんしっかりその個性を活かして
ダイナミックでかっこいい作品に仕上がりました!(写真/下)

上の写真と比べると大きさの違いがよくわかります。
まるで鳥の翼みたいですごい迫力でしたよ☆


花/アンスリウム(ミドリ)、デンファレ(ジャックハワイ)、
葉/タニワタリ、ニューサイラン、ミスカンサス、クッカバラ、アンスリウムの葉


yoshimi furuya


     暮らしの花をセンスアップ*flourish