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My pearent’s house made of Japanese cypress.


まるで時代劇にでも出てきそうな実家の玄関とお座敷です。

総檜造りで築60年以上、当時の大工さんや職人さんたちの丁寧な手仕事と美意識に感動します。*窓の格子が一部欠けているのは、私や弟たちが子どもの頃にやんちゃだった仕業かな。。

欄間に描かれた松や花などの木彫りの柄は、フラワーアレンジメントそのもの。植物が生き生きと描かれていて、バランスや空間の取り方も絶妙です。

写真を撮っていると母が「なんで家の写真なんか撮るん?」と不思議そうに聞いてきました。毎日暮らしていると、この素晴らしさに気がつかないみたい。。。
私も10代の頃は洋風のお洒落な家に住みたい!って思っていたものね。。。

この家にいるととても落ち着くのは、実家だからというのもあるけれど、木のぬくもり(素材のよさ)と職人さんたちの丁寧な手仕事のお陰だと思っています。神社仏閣で落ち着くのと同じ感じ。

日本人は古くていいものをもっと大切にしてもいいと思う。
古民家カフェとか流行っていますが、大賛成!

日本のこういう日々の暮らしの中での、素晴らしい文化を大切にしていきたい。後世に残していきたい。心からそう願うこの頃です。



yoshimi furuya



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