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2019年10月22日(火) ジェフリー・バワ
下から3列目/カフェスペースには白いマム(菊)のシンプルなラウンドアレンジが、スイーツの入ったケースと一緒にディスプレイされていたり、テーブルや飾り棚の上に置かれていたりと、空間全体にバランスよく飾られていました。



弾丸5時間ちょっとのコロンボ観光、前回のつづきです。

ランチはガイドのニランタさんおすすめ、建築家のジェフリー・バワが設計したギャラリーカフェへ。

ジェフリー・バワ??? 誰???
車の中にあったガイドブックをみると、見開きで大きく紹介されていました。コロンボ出身の有名な建築家なんですね。

Geoffrey Bawa (1919-2003)
コロンボの裕福な家庭に育ち、幼少期から世界を旅する。イギリスで法律を学び、弁護士として活躍。27歳の世界旅行で建築に目覚め、正式に学ぶ。38歳から40年間でアマンリゾーツなど数々の傑作を残し、その独特のスタイルは「トロピカル建築」と呼ばれリゾート建築史に大きな影響を与える。



いやー、もう、とってもステキでした!

ほどよく差し込む光と吹き抜ける風。外の喧騒がまるで嘘のような心地よい空間。
ステキなインテリアとテーブルセッティング、美味しいお料理(フレンチ&イタリアンな感じでした)。

綺麗なものに触れると、フラワーアレンジメントの創作意欲が湧いてきます。

このギャラリーカフェは、バワが設計した彼の事務所を改装したものだそうです。時間がなくてギャラリーはみられず、でしたが。。とてもいい刺激をもらいました。



彼の建築物をひと言で表現すると『調和』。

自然や周りとの景観、その国の文化との調和をとても大切にしてデザイン・設計しているな、って感じました。

そのデザインと高さを誇るかのような高層ビルが、周りの景観や文化との調和なんて関係なしに無秩序に建設されているのをみて、とても残念だっただけに、ジェフリー・バワの建築物にほっと和むことができました。彼のような建築家が増えていって欲しいな、ってしみじみ思います。



南インドまで行って急遽帰国することになりましたが、それはジェフリー・バワの建築と出会うため、だったんですね。遠回りしたけど、行ってよかった!

日本に帰って彼のことを調べたところ、スリランカにいくつかリゾートホテルを建てていて、そのホテルに泊まるのが夢になりました!
https://tg.tripadvisor.jp/news/advice/bawa_srilanka/



もしスリランカを訪れることがあれば、スリランカ料理やアーユルヴェーダ体験とともに、ぜひ、ジェフリー・バワの建築に触れてみること、おすすめします(╹◡╹)❤︎




yoshimi furuya



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