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岩石かと思ったら樹木の痕跡でした!


広大な砂漠に岩石が並んでいるようにみえるこの景色、遥か大昔は緑豊かな森林だったそうです。

6,000年以上前の大昔、石灰岩質の基盤岩に根を張った原生林がなんらかの理由で風化して、根元に堆積した石灰岩層だけが残ったのが、この “ピナクルズ” 。別名『荒野の墓標』とも呼ばれているそうです。

つまり岩石のようなものは、樹木の痕跡。

でもそんなことを知らない大昔の人たちは「これは何だ!」「神の仕業か」と恐れおののいたそうですが、確かに驚くと思います!

そして今、このピナクルズ(樹木の痕跡)も風の影響で少しずつ、少しずつ、小さくなっているそうです。

さらに乾いた大地からは沢山の新しい芽がでていました(写真/下)。
もしかしたらまた長い年月を経て、ここは森になるのかな・・そんなことを考えていたら、過去と現在と未来と・・移り変わるその変化に「地球は生きているんだなー」って実感。
都会の東京にいてはなかなか感じられない感覚でした。



yoshimi furuya



♢オーストラリアの旅 5♢
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