blog

自然の摂理に驚きました。


オーストラリアといえば山火事のニュースが日本でも流れることがありますよね。稀に人の放火など悪質なものもあるようですが、それは別として・・

乾燥や高温が続くと、太陽の熱でユーカリの葉や樹皮が発火して起きるという山火事。そのニュースをみながらいつも不思議に思っていました。自然に起きるということは、なんらかの意味があるのかな?って。

今回の旅でその謎が解けました!
ブッシュファイヤーと呼ばれるその山火事は植物が生き延びるために必要なことだったんです。

ユーカリは生い茂った余分な葉を燃やすことで新しい芽をだすことができ、バンクシア(写真)は炎の熱で種子を包んでいる実がはじけて発芽できるんだそうです。

ブッシュファイヤーは何万年も前から起こっている自然の摂理。ユーカリの葉に油分が含まれて燃えやすいのもそのためだったんですね。
植物からしたらそれは “命をつなぐこと”。自然の摂理って本当によくできています。

(写真/上から)キングスパークのバンクシア、大地にそびえるバンクシア、ブッシュファイヤーの跡・バスの車窓より


yoshimi furuya


♢オーストラリアの旅 4♢
https://flourishj.com/blog/entry-b1626.html



     暮らしの花をセンスアップ*flourish